日本チケット商協同組合は、偽造券の流通防止と相互扶助を目的として設立した前身の東日本チケット商協同組合と西日本チケット商協同組合を統合し、1999年に全国組織として国内唯一の総理大臣の認可団体として発足いたしました。
ひと口にチケットショップと言っても私どもが取り扱う商材は多岐にわたっていて、従来の商品券やJRきっぷ、切手印紙、映画券、株主優待券類だけではなく、サッカーくじ(toto)、金・プラチナ製品、中古携帯電話、外貨両替、国際送金サービス(Western Union)、格安SIMカードと、時代のニーズを鑑みた様々な「お得」を提案してまいりました。
また組合員同士の取引をよりスムーズにするため、「JTAオークションサイト」を立ち上げました。組合員の知識向上と適正な取引相場の発信に、今や無くてはならない存在です。
組合設立の主目的である偽造チケット・盗難、詐欺等の被害品の流通防止に注力し、更にはマネーロンダリング防止のためにも定期的に講習会等を開催し、関係省庁をはじめチケットの発行元等と連絡を密に連携を取るとともに、組合員一斉同報システム(Jガード)の稼働により情報を共有化し犯罪防止に努めております。
組合設立から四半世紀が過ぎ、生まれた時からスマホやタブレットを使いこなすα世代(2010年~)が登場するほど時代とともに生活様式も大きく変わってきました。チケットレス・キャッシュレスの時代は既に始まっています。
しかしながら時代の変化は同時にチャンスでもあります。各店舗の来客数が多く全国組織である強みを生かしてスタートアップ企業等を含む異業種との協業も模索して行くつもりです。
我々組合員は、「顔が見える、間違いのない取引」を長らく続けてまいりました。そしてそれはこれからも変わりません。リモートの取引だけではない安心して利用できるプラットフォームとしてこれからも皆様方に利用していただける存在となり続けることを目指します。